バックアップはどこまですれば安心?

大規模医療センターが各地に計画され、IT化危機管理対策本部長に就任することになりました。
結論から話しますと、私が安心して眠れる状況を構成すれば良いというだけのことなのですが、まだまだバックアップを甘く見ている人が多いですね。
施設の責任者でさえ、危機感が薄く、私が個人的に自宅にバックアップしている状況です。
本来なら大勢の個人情報なので、持ち出しはどうなの?という意見もありそうですが、データがなくなるほうが怖いのが事実ですから。
現場で、耐火金庫に入れて、その場で封印だけは職員さんにお願いして、自宅バックアップです。
まだ、そこまでやっている人は聞いたことがないけれど、ここまでしなければ私の不安は消えないので、変人と言われようともやります。

近い将来、みなさんが次のように考えてくれる時代が来ることでしょう。
ファイルサーバーを設置し個人のパソコンにはデータを置かない手法です。ファイルサーバーをメンテナンスすれば、個人のパソコンはメンテナンスの必要がないのがメリットです。とはいえ、ファイルサーバーのメンテナンスや、ファイルサーバーを複数台おいてバックアップしておくことは重要です。
業務のデータとしては、そこまでしても甘いといわれています。会社が火災にでもあったらデータは消えます。定期的に社外へバックアップすることが大切です。手間も時間もかかりません。ファイルサーバーの一台を自宅に持ち帰り、次のバックアップのときは、それをもってきて別なファイルサーバーを持ち帰るだけです。
この交換するということも実は重要です。持ち帰り用のファイルサーバーをこれと決めてしまうと、そのファイルサーバーは使用せずバックアップしているつもりになっているだけ。使用しなければファイルサーバーが壊れていても気づきませんから、バックアップのたびに物理的に入れ替えることはとても重要です。
 そこまでやっても、データ全損した事例もあります。経営者はめんどくさいから嫌、課長もめんどくさいから嫌、責任感の薄い若者に任せました。当然のことながら無責任なバックアップとなり、社内データは全て見えました。「データを守ること=会社を守ること」それが社長だけがやればいいのか、役員数名で、4重5重にバックアップしてこそ安心といえるのです。バックアップが嫌とか面倒という経営者は、もはや経営者失格です。

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